入居をご検討いただくにあたり、過去にご相談いただきました事例の一部をご紹介させていただきます。

入居相談例 
78歳女性 要介護1

正月早々に、ご本人様と娘さんご夫婦が来館されました。
年末に紅白歌合戦を見ていた母が、急に衣服を脱いだり、家の中で排泄をする等、変わった行動が見られ始めたため、救急車で病院に搬送されたそうです。
特に異常は見られないとの診断で帰宅しましたが、やはり普段の様子と違うとのこと。
自宅での生活を不安に思い、以前、当施設の新聞の折込広告を見たことを思い出し、相談に来られました。

施設の対応

通常であれば健康診断書や医療情報提供書をご提出いただいておりますが、ご家族様も自宅での生活に不安を感じ、医療機関も隣接していることもあり、正月明けにそこで健康診断を受けて頂くことを前提に、体験入居という形で当日ご入居頂きました。

その後のご入居者様の様子

受診後、認知症との診断を受けた為、専門の医師と連携を図り、認知症の進行を防ぐよう職員による会話や声掛けを頻繁に行い、常時見守り・介護させて頂きました。 
入居当初は徘徊や感情失禁から泣かれることが多く見られましたが、日々の対応により、笑顔が多く見られるようになり、昔から好きな歌を他の入居者様と一緒に歌う等、非常に明るく接して頂けるようになり、ご家族様も面会に来られるたびに元気になっていくお母様をみて、面会に来るのが楽しみと言って頂いております。